• Web top image4

Nippon Marine Enterprise, Ltd.

 

「全世界を対象とした海洋調査をサポートする日本海洋事業株式会社にとって、高精度の気象予報データ、ならびにその気象データをモニターするツールは必要不可欠です。」

須佐美智嗣 調査船船長 談

日本海洋事業株式会社は、海洋調査船や潜水船等の運航を手がける世界有数の企業です。国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)からの委託により、各種調査船の運航と管理業務のほか、世界各地で行われる海洋実地調査にも貢献しています。

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、平和と福祉の理念に基づき、海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関する協力等の業務を総合的に行うことにより海洋科学技術の水準の向上を図るとともに、学術研究の発展に資することを目的とした組織です。(JAMSTECウェブサイトより)

The Challenge :

日本海洋事業は、調査船や様々な観測機器等の設備を運航・管理することにより深海探査プロジェクトの支援業務を行っています。海洋調査や海底観測をサポートするためには、調査船の安全航海に加え、実地調査を効率的に行うという観点から、
先進的かつ高精度の気象海象予測データを必要としています。

同社の運航する調査船は、日本近海だけにとどまらず、全世界の海域、更には一般商船の常用航路から遥かに離れた海域も調査の対象となる場合があります。実地調査の内容によって、調査船は特定の海域に数日間とどまり、複数の調査地点を移動することもあります。不特定海域での調査作業を円滑に行うため、船長は詳細な気象海象情報を入手し、堅実な航海、更には作業計画を立てる必要があります。

限られた期間内において、できるだけ多くの調査や観測データを収集したいという調査研究者のニーズに応えるためにも、効率的な調査の実施判断基準となる数日~1週間におよぶ高精度の風と波の予測データが必要とされていました。

Considerations :

日本海洋事業は、StormGeo社のBon Voyage System(BVS)を採用する以前、国内の気象予報会社からの情報を各調査船に配信していました。しかしながら、特に外洋での調査の場合、時差の関係などもあり、気象海象予報を適切なタイミングで提供することが出来ませんでした。

さらに、外洋における気象海象予報の精度も重要なファクターであったこともあり、同社は、調査船のニーズを満たす情報を手頃な価格で提供する会社の採用を検討していました。

Solution :

StormGeo社のBon Voyage System(BVS)は、海域やタイムゾーンにしばられることなく、最新の気象海象データを入手することが出来ます。「BVSを利用するようになってからは、調査内容や海域に応じて、取得すべきデータの範囲や予報期間、さらに取得時間を任意で設定することが出来るようになりました。」と、調査船の須佐美智嗣船長はコメントされています。

現在、日本海洋事業では海洋調査作業に伴う気象海象に伴うリスクを軽減させるため、同社が運航する調査船にBVSを採用しています。「BVSは最大16日間先までの予報が入手できるため、複数ある調査地点を効率的に移動、あるいは調査作業の可否判断のための情報として大いに参考になります。」(同・須佐美船長)
その他、BVSでは任意の地点にける気象海象予報も取得でき、現場における調査活動の安全と効率化に貢献しています。

Benefits :

BVSのメリットは、海域を問わず、高精度の気象海象データをリアルタイムで入手できることです。「豊富な気象情報を活用できるわりに、価格はリーズナブル。」と、須佐美船長は述べておられます。

さらに特筆すべき点は、BVSの気象海象データは、高圧縮されたファイルとしてBVS利用船舶に電子メールで配信しているため、通信費の節約にも貢献していることです。ダウンロードされた各種データは、本船が荒天遭遇や危険海域の存在などを予知し、必要な対応を講じることができるよう、BVSの画面上において見易く色分けされた地図やグラフィック情報として表示されます。

日本海洋事業では、Bon Voyage Systemの導入以来、気象に伴うリスクの軽減や通信費の削減だけでなく、調査作業の計画ならびに効率化の双方の面において、その効果を確認しておられます。

Back to StormGeo Shipping Here

All photos at top: ©JAMSTEC